アメリカで働く日本人女性に聞く!現地で仕事をするコツと転職方法

アメリカで働く日本人女性に聞く!現地で仕事をするコツと転職方法

アメリカで働いてみたものの、沢山の壁にぶち当たることはあると思います。

他の国で働くよりも言語の壁や文化の違いも多く、学生留学時代とは違う大変さや結果を求められることも。

今アメリカで働きつつ転職を考えている方や、これからアメリカで働く方の参考になるアドバイスを、現役アメリカで働きつつ転職活動も成功させた女性にインタビュー協力を頂きました。

  • アメリカで働く考え方とは
  • アメリカで就職できたものの、転職活動はどうやってすれば良いのか
  • 英語力は?

様々な疑問があると思いますが、やはり現役で活躍されている方に聞くのが一番!

アメリカで働きたい方は必見です。

プロフィール

アメリカで働く職場環境

名前:尾添梓 (Azusa Ozoe)

仕事:インテリアデザイナー

出身地:愛知県生まれ 千葉育ち

現在地:カリフォルニアSANJOSE

留学生として2006年に渡米、インテリアデザインを大学、大学院で学んだ後日系のデザイン事務所で4年勤務し、結婚を機にフリーランスを試みるが中途半端に終わり、もっと経験が必要だと思い転職し現地のデザイン事務所に現在は勤務中。

アメリカで日本人が働くのは大変ですか?学生時代とは違うアメリカの環境を教えてくだ さい。

アメリカで働く仕事環境

アメリカで初め働き出すのは大変な事だと思いますが可能性はゼロではないと思います。大学を卒業しOPTというインターンシップを1年間経験する事が出来るのでアメリカで仕事をしてみたいと思えばいくらでもチャンスはあります。

ただインターンの期間が1年に限られているのでその中で仕事を見つけるのが難しかったり、その後のビザのサポートをしてもらえるか分からなかったり。友達はみんな日本に帰って就職先が決まっている中アメリカに残らないといけなかったりするので少しの可能性にかけて頑張らなくてはなりません。

実際にアメリカで働いてみると言語はやはり難しく感じたり、文化の壁を感じたり時にはしますが段々と慣れていきますし、相手も自分に慣れてきてくれるので助かります。職場の方々はとてもフレンドリーで多国籍なので色々な文化を学べて楽しいです。それに、少し頑張ると日本の質はすごく評価してもらえたりする気がしますよ。

学生の時は課題をやって終わらせれば成績になっただけなのに、仕事だとデザインのミスが大きな損害に繋がるのでいつもプレッシャーを感じています。デザイナーとして色々なプロジェクトに携われるやりがいと感じつつ、また時にはストレスになる事もあるのでバランスをとるのが難しいですね!


なるほど、アメリカの大学を卒業したとはいえ言語の壁は感じるものなのですね。
文化が違う分、アメリカ現地での働き方や評価されるポイントも異なると思いますが、日本人特融のこだわりや質を評価してもらえるのは嬉しいですね!

アメリカで日本人が働く上での心構えや考え方のポイントはありますか?

アメリカ転職

日本人だと誇れる働き方をしつつ、アメリカのカジュアル文化にはちゃっかり溶け込むのがアメリカで働く上の心構えだと思います。

私の場合はデザインをする上で質にこだわるのが評価に繋がる事が多いです。だからいつも質にこだわる事を心がけています。

信頼が生まれればどんどんと色々な事を任せてもらえます。日本人がよく気遣いが出来きるといいますが、アメリカ人と比べるとやはりそうだと思います。

現地の方はカジュアルさも大切にするので、あまり気を使いすぎないように心がけるようにしています。残業に関してはアメリカでも普通にしています。

ただ残業の限度が違うかもしれません。私の会社ではどれくらい残業が必要なのか毎回報告しなくてはならないので、あまりにも残業が多い場合は回りがフォローしてくれます。

アメリカでの働き方はカジュアルさなのですね!

これはアメリカ系の日本の外資系企業に似ているなと感じます。

日系企業で働いた経験がある方がイキナリ外資系企業へ行くとビックリするように、働き方が全く違いますし評価ポイントも異なります。

アメリカ現地で働くポイントはカジュアルな文化にのりつつも、日本人として自分が何を提供できるかなのですね。

アメリカで転職する方法、仕事の探し方とは?

アメリカ就職

アメリカでは日本と同じでリクルート系(INDEED, LINKEDIN) のサイトを使う事が主流です。

あとは直接会社に出向いて履歴書を渡したり、会社のウェブサイトを通じてメールで連絡したり、応募する方法が多いかと思います。

私はリクルートサイトではなく直接会社のサイトより申請しました。

なるほど。

アメリカでもリクルート会社を利用するのは日本と一緒ですね。
あずささんの場合は、行きたい業界が明確だったので直接申請という形だったのですね。

アメリカと言ってもハワイとは違いアメリカ本土の方はかなりの英語力が必要かと思いますが、実際に英語が苦手な方って周りにいらっしゃいますか?

私の周りには英語が話せない方は最近あまり見かけなくなりました。皆さん大学を出てこちらにしばらく住まわれている方々の知り合いがほとんどです。私も英語の習得は未だに課題ですが、留学、日常生活、仕事を通して学んでいます。

これからアメリカで働きたいと思う皆さん、夢は大きく高い目標を持って今出来る事を頑張ってください!

アメリカで働く女性に聞く!現地の働き方のポイントまとめ

海外で働く

あずささんに当時お会いしてお話した時、英語がとても流暢でネイティブなのでは?!と疑うほどの語学力だったのを今でも鮮明に覚えています。

アメリカの大学・大学院を卒業され、言語は問題ないのかな?と思いつつも仕事環境はまた違う課題があることがわかりました。

お話を伺うと、アメリカ本土で働くということは人生の挑戦のような感じがしますし、自分自身を乗り越えられる素晴らしい環境のような気がします。

日本での社会人経験とは違う、アメリカならではの働き方に順応しつつ日本人ならではなのきめ細かさや質を提供すると評価につながるのではとインタビューから感じました。

転職活動においては、日本と同じくインターネットの人材会社を活用または行きたい業界が決まっていればリサーチして直接応募が強いですね。

アメリカで働きたい!その気持ちがあれば可能性は大いにあると思います。

今日も皆様のお仕事を応援しています。

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