転職インタビューシリーズ!
今回は英語が苦手と言う女性がシンガポールに転職し新しい経験を積み現在は東京で新たに活動されているパワフル女性から海外転職アドバイスを頂きました!
海外に転職してみたいけど、語学が苦手・・・そんな方に是非読んで頂きたい。
20代30代のリアルな海外事情です。
語学に自信がなくても海外経験を積み日本に帰ってきたら外資系で働き年収アップという道も見えてくるかもしれません。海外転職を成功させた女性の実体験から勇気をもらえる内容ですよ!
今回インタビューに協力してくださった沙也佳さんに早速色々聞いてみましょう~♪
プロフィール
名前:下高原 沙也佳
出身県:鹿児島県
海外転職先:シンガポール
現在地:東京に戻ってまいりました〜
自己紹介:大学卒業後、レストランのウエディングプランナー、ブライダルインテリアの物流管理・営業と約4年間ウエディング業界を経た上で、「これからはオンラインの知識が更に必要!」と思い、勉強するつもりでWEB業界に転身。そこで英語も喋れないのに思わぬ形で海外に勤めるチャンスを得た。
シンガポールへ就職または転職しようと思ったきっかけは何ですか?
勉強するつもりで就職したWEB広告代理店を3年間経験した後に、また事業主側に戻ろうと思い、転職活動をしていたのですが、内定をもらっていた会社が外資系で、それを知った上司が「海外に興味があるなら海外に行かせてやるよ!」と、社内の引き止め材料でシンガポール行きのお話をいただきました。完全にラッキーですね(笑)チャンスをくださった上司に今でも感謝しています。
もともと海外への憧れがあって、大学時代4年生ギリギリ最後の1ヶ月で無理矢理語学留学したりもしていました。当時計画性がなかったので、いつも大学時代は思いついたら唐突に行動するような生活を送ってました(苦笑)。
なるほどー
社内の引きとめ材料でシンガポール(笑)
何はともあれ、海外に意識しているとひょんな所からチャンスが舞い込んでくるのですね♪勉強になります。
大学時代も4年生の最後に行くという所が、あまり一般の方が選ばない選択。沙也佳さんの行動力に拍手です!
実際シンガポールに住んでみてどういう印象ですか?
住みやすかったです。日本より安全で清潔で。日本人も多く住んでいましたし、アジア人顔が殆どで見た目は六本木のほうが外人率が高いように思えました(笑)
植えられている植物が南国で育つ品種が多く、故郷の鹿児島に似ていると思い、個人的に勝手に懐かしい思いを住んだ当初から抱いてました。特に会社が用意してくれていた社宅のマンションが幼稚園の頃に住んでいた集合住宅の建物にそっくりで、早速家族に写メを送ってみんなで盛り上がってました。暑い県で育ったので猛暑も問題なく。
難点はレストラン、お酒、家賃が高いところ。あとはヤモリとゴキちゃん、蟻も多いところですかね(汗)
なるほど!
それは知りませんでした・・・六本木の方が外国人率が高いように感じるとは。シンガポールとはいえアジアですものね。アメリカやヨーロッパと違い同じアジア人顔を見ると少し安心感はありますよね。
シンガポールの物価は東京より高いと聞きましたが、やはりお酒を含む食事や家賃は高いのですね。
シンガポールで出会った日本人はどういう方がいらっしゃいますか?実際日本で見るシンガポールのイメージと実際に住んでみたシンガポールはどのような違いがありますか?
私が知っている日本人は主に県人会とビジネススクールで出会った人なんですが、県人会で出会った人はもうシンガポール生活ベテランの先輩が多くて、毎月芋焼酎を片手に仕事・生活・人生のあれこれを聞かせていただいて学んでました。
ビジネススクールで出会った人たちはこれまた仕事に対しての意識が非常に高く、授業は真面目に受けている方が多かったんですが、プライベートタイムに入ると学んだことを面白おかしくして話に盛り込んだりしてくれる仲間だったので、授業以外で行っていた勉強会が非常に楽しかったです。
まとめると、私が出会うことができた日本人は、皆さんお仕事と上手に付き合い、向き合い、取り組むことが出来る尊敬できる方々でした。
なるほどー!
シンガポールでは県人会というのがあるのですね。そこに行けば人脈が広がりそう!シンガポールに行こうと考えている方は是非チェックですね♪
それにしても沙也佳さん、お酒がお強いようです・・・(笑)お酒があれば仲間ができる!
シンガポールでは東京のように沢山刺激的な出会いに恵まれていますね。初めての海外でもシンガポールは働きやすい環境のようですね。
シンガポール勤務を経て、現在はどのような活動をされていますか?
現在は英語ができないにも関わらず海外で仕事をしていたこととWEB業界での経験を認められ、改めて日本で外資系の会社でWEB担当として務め始めました。
英語はまだまだ勉強しなくてはいけないところなんですが、シンガポールで仕事や生活でカタコトでも使用していたことから英語アレルギーはないだろうと言うことと、私もまだ語学の勉強を継続して行きたいという想いもあったことで、外資で勤めるチャンスを得ることが出来ました。
シンガポールではクライアントは日系で、英語を使う機会が社内しかなかったので、これから毎週一回は英語でのミーティングがあるとのことで、シンガポールにいるとき以上に英語を使う機会が増えそうです(笑)
ほー!
シンガポールはカタコト英語でも大丈夫と聞きましたが、やはり本当なのですね。英語が苦手な方でも海外就職を目指したい方にとっては朗報!
シンガポールに住んでいても、結局仕事で出会う方が日系だったりすると、確かに日本語使用率の方が多くなりそうですよね。
シンガポールでの勤務経験のおかげで、日本に帰ってきてからは憧れの外資系企業!まさに海外転職に成功した例ともいえます。
なんと・・・日本の外資系企業の方がシンガポールにいる時以上に英語を使う機会があるとは(笑)
30代シンガポール転職を考えている方へ応援メッセージをお願いします。
私は英語ができないにも関わらず転職したわけですが、実は英語ができなくてもこれから学ぶ意欲があるなら採用OKな企業様は多くいます。
実際に向こうに行ってから英語を学んで、1年でペラペラになっている知り合いが何人もいました。もちろん喋れなくてもOKな企業もあります。
現在シンガポールは労働ビザ取得のハードルが上がってしまったことから、お給料面はもしかしたら望める程ではないかもしれませんが、30代まだまだ活躍できる場所は沢山あります。
海外に出ることは改めて日本を第三者目線で観ることが出来るチャンスでも有り、新しい価値観が生まれやすくなるので、必ず人生にはプラスの経験になると思います。今アジアはどの国にも日本人が進出しているので生活で疑問や困ったことがあれば日本人コミュニティに聞いてみるとわりと多くの問題が解決します。
もし迷っている方がいるのであれば、思い切って飛び込んでみてほしいです。
まとめ
沙也佳さん、今回はインタビューご協力ありがとうございました!
シンガポールは東京以上にキレイ(単純に凄いですね、東京よりキレイで安全な国ってあるんですね)、日本人率が高い事から仕事は日本語やカタコト英語でも働ける会社が実際にある、アジア人が多い、物価が高いということがわかりました。
シンガポールは数年前に比べてさらに労働VISAが取りにくくなっています。もしシンガポールで働いてみたいと考えてたのに、後回しにしようとしている方、いませんか?
今がチャンスですよー!
さらにVISAが取りにくくなる前に夢を叶えましょう。30代になっても何歳になっても遅くはありません。安定より経験をとって人生豊かにしたいですね♪
本日も皆様の転職活動を応援しています。
合せて読みたい関連記事
下高原さんとは違い、マレーシアで5年働いた後にシンガポールへ転職した女性に聞くシンガポールの給料や生活面は?!