海外出張は大丈夫?英語でビジネス挨拶する時の基本注意点とは

海外出張は大丈夫?英語でビジネス挨拶する時の基本注意点とは

海外出張が決まったら、日本と同じようなスタイルで挨拶すると「え?!」と思われる事があります。

例えば、初めて海外の方と挨拶をするときにお辞儀はしませんし、日本のように両手で名刺交換はしません。

これから海外出張などで海外に行く方向けに英語でビジネス挨拶する時のマナーをお伝えします。

英語の基本的な挨拶マナー

 

海外とはいえ、国により宗教や習慣も異なりますので、これから行く国の習慣は調べておいた方がベターです。

今回は英語圏を対象に書きます。

おはようの使い方

基本的にGood morningはお昼まで通用します。Goodafternoonはお昼から夕方までです。

出張先へ挨拶へ行く時、受付の方へ挨拶することがあると思いますが、Good morning/afternoonは使い分けれるようにするのがベターです。

そして、海外ではよく「How are you doing?」や「Hello」とショッピングモール内を歩いているだけでも気さくに声掛けされます。

その時、日本人の感覚でお辞儀するのではなく、ちゃんと返事をするのがマナーです。

結構現地の方は返事をしてくれないと「無視された」と冷たい印象を与えてしまいます。

何を返したらいいかわからなくても、「Good! how are you?」こちらも聞き返すのがマナーです。

名刺は片手で渡す

My Career Stage 打ち合わせ

日本では両手で名刺を渡すのがマナーですが、海外では片手で渡して大丈夫です。

特に挨拶の時は右手で握手するケースも多いです。

日本ではラフだなと感じる事も、海外では握手の方が基本です。逆に恐縮する態度だと、相手にプロフェッショナル感を与えることができず、不安にさせる傾向があります。

挨拶は堂々と握手をし名刺を片手で渡すのがいいですね。

呼び方に注意する

お客様や取引先の方へ上司を紹介する時はMr./Ms.をつけるようにします。

例)Mr. John, I would like to introduce my supervisor, Mr. Tanaka.(Mr. John、こちらが上司のMr.田中です。)

ビジネス上で上司や同僚を紹介する時はMr./Ms.がつくのが基本です。

海外で働いていた頃、いつもは名前で気軽に呼ぶのに、ビジネスの打ち合わせでお客様と話す時、外国人の上司が必ず私の名前にMs.をつけていました。ビジネス上の挨拶時はいくら仲がよくても呼び方は気を付けたいですね。

女性の呼び方について

昔、結婚している方にはMrs、独身の方はMissをつけると習った方もいらっしゃると思います。

しかし今では無条件にMissを使うのが無難になっています。初対面で相手のバックグラウンドが知るすべがないためです。

スモールトークの内容について

ビジネストークを始める前に簡単なスモールトークをする場面があると思います。

例えば日本から来た場合は、日本の話を少々すると思いますし、何回か会った事がある担当者であれば家族の話もすると思います。

スモールトークは日本ビジネスシーンと一緒で、プライベートな重い話は避けるようにします。スモールトークが長くなると本題に入れません。

その他、海外では様々な宗教のバックグラウンドを持った方が集まっていますので、初めてのスモールトークではそのようなトピックを避ける方が無難です。

英語でビジネス挨拶マナーのまとめ

日本にいる外国人の方は日本のビジネススタイルも知っているので、お辞儀したりする習慣を理解してくださっている方もいらっしゃいますが、自分が海外に行った時のビジネス挨拶時は違います。

基本的には

  • 挨拶は握手をする(お辞儀はしない)
  • 名刺は片手で渡す
  • 自分の同僚や上司にもMr./Ms.を使う
  • How are you?と聞かれたら自分も聞き返す

など、相手に合わせる方がビジネス上良い印象を与えます。

特に、握手については左利きであっても右手で握手した方が良い国もあります。宗教上、左手で他人と握手はしないという国があります。そのため、ここでは右手で握手を推薦しました。

英語が話せて問題ない方も、最低限の所は意識してみると良いと思います。

以上、海外での挨拶注意点でした。

本日も皆様のお仕事を応援しております。

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