海外の大学を卒業後、日本で就職活動をすることを決めたらまずすることは自己分析を通して作る自己PRです。
自分の人生の棚卸をして、自己分析をして、自分がいったいどういう人間でどういう強みがあるのかを就職先に伝える必要があります。
相手が自分の中身を見る超能力があれば話は別ですが、面接官はそんな力持っていませんからね(笑)
まずは自分が海外でどんな経験を通してどんな事を想い感じたのか、それを活かして今後どうしていきたいのかノートに書けるだけ書きましょう。
本日は自己分析をした上で企業へ提出する自己PRを作る時に意識したい事を書きます。私自身、海外大学を卒業し最初は日本で就職しましたので、その経験も踏まえてお伝えします。
環境適応能力(柔軟性)
海外に留学したものの、どうしても合わない、ホームシックになった、勉強についていけなかった、途中でドロップアウトした方は少なくともいます。
そういう経験を乗り越えて、今就職活動をしている皆さんは無事海外大学を卒業できました。アメリカで例えると州立だろうと私立大学だろうと、どんなレベルの大学だろうと、海外の大学を卒業できたということは素晴らしい事なのです。
おめでとうございます!
卒業までに沢山苦労しましたよね。語学はもちろん、他国の文化や習慣に合わせること、日本の常識が通用しない厳しさ、泣いた事もあるけど、日々その環境に合わせて成長してきました。
それは海外大卒の大きなメリットです。
自己PR作りのポイント1
自分の強みは何なのか忘れそうになったら、自分の良い所にこの環境適応能力(柔軟性)を追加して自己PRを作ってみてください。本人が思っている以上にこの力は凄いのです。
例えば、ある企業に入社したとします。海外出張を任された時、どの国に出張へ行っても各国の環境に柔軟に適応しテキパキ動ける人が企業にとっては頼りになります。おんぶにだっこの方は困ります。
海外出張だけではありません。日系企業に入社し、他部署間とやりとりが多い部署に配属されたとします。その時様々なタイプの人とうまくコミュニケーションを取らなければなりません。あなたが経験してきた環境適応能力は多いに役立ちます。
勉強習慣が身についている
私自身、中学・高校まで徹夜でテスト直前ではないと勉強しないタイプでした。日々コツコツ勉強してテストに臨むというのがどうも苦手。
でも、アメリカの大学に入ってみたらこの一夜漬けの習慣が見事に崩れました(笑)
次回のクラスまでに目を通しておかなければならない教科書が山のようにあり、宿題もある。日々のクラスに通うだけで精いっぱいでした。
テストだけ高得点を取れば良いというものではありません。毎学期、エッセイの提出もあります。エッセイを書くには調査と勉強が必要です。それが・・・何教科もあるわけですよね。アメリカ大学時代の記憶というと本当に勉強した思い出が強くあります。
そして海外の大学ではFを取ったら強制帰国というのもありました。外国人は常にC以上の成績を取る必要があります。(怠けることができませんね)
つまり日本での一夜漬けの勉強スタイルができず、常に調べて、勉強して、まとめてとこの習慣が身についています。
これが社会人になった時に物凄い力を発揮します。
自己PR作りのポイント2
自然に身に着けた継続的に勉強する習慣。特に調査力・文章のまとめ能力は日本の大学生より優れています。(しかも英語ですからね。)
社会人になればもう「学校ではありません」。どういう事かというと「教えてもらえるのが当たり前」ではないのです。新卒だからという意識ではやっていけません。
その点、社会に出て最初の一年を自分で勉強して学んでいくという姿勢は日本の学生よりも高く優れています。吸収力が高いのです。
自分の中で当たり前になってしまっていませんか?調べて勉強を継続すること。でもそれは他から見ると実は凄いこと。会社で問題にぶつかっても解決策を自分で調べて学ぶ力があなたにはあります。
それをご自身の経験をもとに自己PRに入れてみましょう。
他とは違うという意識を持っていること=自分の意見があること
学生時代、ただクラスで座ってるだけ・・・で、いたかったできなかった(笑)
自分の意見を述べないと「何、この子、意見なにの?」と存在がないような扱いされませんでしたか?(私だけかな・・・)
クラスない日でもプロフェッサーの部屋に聞きにいく、クラスメイトと違う意見でも自分の意見は述べる。皆がそういうから私も!という日本の雰囲気では絶対生きていけませんでしたよね。
この発言力、発言しなくても他人と意見が違っていても「気にしない」力強さ。
日本の大学生よりかなーり優れていますからね!人と違うということを認めているのは良いことです。
さて、社会人を長くしているとあることに気づきます。
日本には日系企業と外資企業があります。物凄く簡単に言うと、日本の代表者が作った会社と外国資本で作った会社の違い。
そして、外資企業というのはとても年収が高いのですよね。社員も英語が話せる日本人が多いし、外国人社員もいるし、日本にいながらも海外で働いているかのような環境です。
その外資企業に転職(一度どこかの会社に入ったけど辞めて新しい会社へ行く)したい社会人って沢山いるんですよ。
でもなかなか入れない人もいるのですよ。
コテコテの日系企業で長年働いた人にとっては、外資企業のスピードについていけなかったり、建前社会で育ってきたから、外国人みたいに自分の意見を沢山言うことができない人もいるのです。
その点どうでしょう?皆さんはきっとどんな環境でもすぐ働けると思います。
自己PR作りのポイント3
他人は他人、自分は自分。日本人の皆が言うから私も同じという考えは海外では通じなかったハズ。
その強みは社会に出た時に上司・先輩から頼りになります。特に新卒で外資企業への入社が難しいと言われている中、海外大卒の皆さんならチャンスはあります。
活かさない理由がありません。
自己PRのまとめ
以上この3つは海外の大学を卒業した皆さんが嫌でも身についている強みです。
皆が同じ事をそのまま書けば何の自己PRにはなりません。これがベースで、それぞれが体験してきた事は様々なので、あとはオリジナル性をどんどん追加していきましょう。
元外資企業社員として、沢山の人と出会いました。その中で海外大卒の人は本当に優れている点が沢山あります。間違っても「私凄いんですけど」という威張った態度ではなくて、謙虚ながらも自分の強みをアピールしていくとうまくいきます。
就職活動、頑張りましょうね。
今日も皆様の活躍を応援しています。