新入社員として会社生活がスタートしても、基本的な事を教えない会社もあります。
それはできて当たり前という考え方でもあります。
誰も教えてくれないからと言って、会社を出る時のオフィスマナー見落としていませんか?
仕事を終え、会社を出る時は最低限自分の机の上は完璧に整頓し、周りの人へ挨拶をしてから帰るのが基本です。
もちろん、社会人生活が長い方にとっては当たり前すぎる内容ですが、新入社員は見落とすことも多い。
本日は会社帰宅時のオフィスマナー、机の周りの整頓の必要性と挨拶についてお話します。
会社を帰る時に挨拶しないで帰るのはNGです
会社により、小規模のオフィスもあれば大規模なオフィスがあります。
オフィスが広すぎて、一人一人挨拶ができなくても自分が所属している部署、自分が座っているデスク周りのスタッフ、上司などには挨拶が必要です。
何も言わず出ていくと、「また戻ってくるのかな?」と思う方もいます。
あなた宛ての電話や来客があった場合、近くの人が対応することになります。その時帰ったのか一時的に席を立ったのかわからないと周りのチームは仕事がしずらいですよね。
帰る時はチームのためだと考え、一言声をかけて帰りましょう。
その時は「お先に失礼します」が一般的です。または「お先に失礼します、お疲れ様です」も多く疲れています。
特に新人であれば「自ら質問する、挨拶をする」人が先輩や上司からの評価が良いです。職場は学校ではありませんから、黙っていれば教えてもらえると言う環境ではありません。
どんな時も挨拶は自分からできる人が評価されます。
職場のデスク周りのマナーについて
基本的に職場は快適な環境を目指しています。
急な来客があっても、オフィスを見せられるように常に清潔・快適な空間作りが理想的です。
お昼休憩で席を外したり、帰宅する時は必ず机の上は何もない状態にします。
誰かが間違って大事な資料に飲み物をこぼしてしまったり、秘密資料が清掃員に見られたり、いつ誰が会社の情報漏洩に加担するかわかりかねます。
長時間席を外す時は、防犯上の観点より引出しにしまってから帰りましょう。
新卒時代、使った資料をだしっぱなしにして帰ろうとした時のこと。上司に「仕事に来た時と同じ状態で帰るのが基本だよ。ここはあなたの部屋ではなく会社。誰が次の日あなたの机に座るかわからないでしょ?」とアドバイスを頂いたのを覚えています。
会社の机は私物ではないですものね。
その他、上着も椅子にかけっぱなしで帰るのは好ましくありません。
かけっぱなしで帰ってもOKですが、なぜ椅子にかけっぱなしがNGかと言うと
- 上着にシワがつく
- 後を通る人が通りづらい
- 固定デスクがない会社の場合、個人のものとして占領できない
固定デスクがないというのは、最近オープンカフェのように自由にどこでも仕事できるようなオフィスを持っている会社があります。
好きな席で仕事をしてOKなので、毎日席が決まっていません。
そういう会社では私物をおきっぱなしで帰ると場所を占領することになるので、私物はロッカーや与えられた場所に置くのが適切です。
まとめ
職場から出る時は一言「お先に失礼します」や「お疲れ様です」と声掛けしてから帰りましょう。
誰に言えば良いのかわからない場合は、近くにいる人、上司、同じ部署の人です。
帰るのか一時的に席を立つのかわからなければ、残されたスタッフが対応できないからです。
会社はチームワークであり、挨拶の基本ができている人が評価される場所でもあります。
そして帰宅する時は自分の机周りを整理整頓、そして防犯の観点から大事な資料などは必ず引出しにしまってから会社を出ることが大事です。
今一度オフィスマナーを見直してみましょう!
本日も皆様のお仕事を応援しています。