子供英会話講師は意外に大変な仕事！実は教育職が好きな人向け

大人英会話と子供英会話では仕事内容が一緒でも精神的に大変な度合が異なります。

子供英会話講師は語学よりも教育力を求められる仕事だったりします。

実際に英会話講師として大人クラスと子供クラスを担当してわかったリアルな本音を本日は語ります。

英会話講師を目指したい方、またはすでに英会話講師になったけど転職に前向きではない方に読んで頂きたい内容です。

予想外に英会話講師職はきつい仕事

英語を活かす仕事で有名な職種の一つである英会話講師。

求人を見るとTOEICの点数が高ければ英会話講師になれる可能性が高い仕事であるにも関わらず、給料が一般の仕事と大差がありません。

良くて月収20万前後。

英語を教えるだけではなく、予想外に大変な点はこちら↓

• 時間外労働がある
• イベント構成を考える、準備をする
• 小さい子供は英語よりまず教育が先

授業以外の時間外労働とは

時間外労働とは、英会話学校にもよりますが、レッスンプランを考えたりレッスンで使用するグッズを揃えたり、長い生徒に関してはいつも同じクラスだと飽きてしまうので、いくら英会話学校側がレッスンプランを用意していたとしても自分なりのオリジナリティーを加えたりします。

自分が学生時代、この先生の授業好きだな、この先生の授業つまらないな、素直にそう感じたことはないでしょうか。

ベテランの先生は授業の工夫を沢山していますし、生徒に好かれるほど努力しています。

英会話学校では授業を教えるだけではない、前準備が意外に大切であったり時間がかかるものです。それは時間外に行う必要性もあるので、時給の割に合わないというのも考えられます。

毎年行うイベント企画

だいたい、どこの英会話学校でも毎年数回イベントを行います。特に子供英会話学校は。

有名なのはイースター、ハロウィーン、クリスマスなどでしょうか。

イベントに合わせて、イベントを通して自然な英語を学ぶというのが目的です。

このイベントの企画、準備も英会話の先生の仕事です。毎回同じ内容だと生徒が飽きてしまうので、ネタを考えるのも結構大変です。

小さい子供は英語より教育が優先される場合も

これは私自身が当時苦戦していた事ですが、小学生の低学年だとまだ集中力がなく授業にちゃんと参加できなかったり、友達と遊ぼうとする子供が多いこと。

大人英会話クラスだと、そもそも聞く姿勢がある上で授業ができますし、高い費用を払っている自覚がありますので、英会話講師側としても英語を教える事に集中できます。

しかし、子供英会話講師職の本当に大変な部分は英語よりも子供の教育だと感じました。

• クラス内であばれる
• 他の生徒に迷惑をかける
• 生徒は週1回が多く、教育指導に時間はかけられない

現実は、子供英会話講師職は英語講師よりも小学生の先生というイメージに近いです。

• クラスをまとめる力
• 叱る時は叱る強さを持つ
• 親御さんにちゃんと説明する力を持つ
• 子供を教育すると割り切る

一回アルバイトでも子供英会話講師職を体験してみるとわかります。英語よりも幼児や小学生の教育の大変さが。

英会話講師職が辛いと感じたら会社と相談する

英会話講師職は、安い割に実質の労働時間は長いと感じています。

時間外労働だったり、生徒は学校が終わってから来るので夜9時などに終わることも。

特に、子供英会話のイメージだけで始めると子供の教育ができなくて辛く感じてしまうこともあります。

子供の教育に限界を感じたら相談

本来英語を活かした仕事につきたいと思い、英会話講師になったのに子供が暴れたり先生を甘く見てせっかくの1時間の授業がダメになったら、まず自分を責める人が多いと思います。

子供に悪はない、自分がマネージできていない、と。

でも、英会話学校は国の教育機関ではなく民間会社です。

サービスに支障がでるのは利益にも関係することなので、まずは本部に相談しどういう対処するべきか答えを求めます。

• 英会話講師も会社に所属しているので、本部の意見を参考に親御さんに説明して帰させる
• 講師を変更してもらう

など、対処法は沢山あります。

民間の会社ですがやはり子供を扱う仕事は教育職が好きな方に向いていると感じています。

子供英会話講師を辞めたいと感じることは悪ではない

実際現場にたって初めて理想と現実のギャップを知ることになります。

英会話講師職を選ぶ方は真面目な優しい方が多いのも特徴的です。意外に子供の教育がこんなに大変だったなんてと現実を知り、でも他に仕事はないから・・・と言ってずるずる辞めれなくてストレスを溜めるのもよくありません。

英会話講師職は正直大変な仕事ですし、大変な割に給料も安い。

それでも子供が好きと言う方に向いている仕事だと感じます。

まとめ

子供英会話講師職は英語と教育の場所です。

普通の学校の先生と同じで、強く叱る必要性も出てくる場面もあります。

理想と現実があり、実際に英会話講師に向いていないとわかっただけでもOKなのです。

英会話講師も華やかなイメージ通りのことも沢山あります。本日はちょっと本音の部分を書きました。

皆さん、自分が向いている仕事ができますように！